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嗅覚受容体 "OR2AT4" はヒトの育毛を調節する Monasterium Lab社

いつもお世話になっています。神楽坂フジ丸@管理人です。

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さて本日の投稿テーマは『嗅覚受容体 "OR2AT4" はヒトの育毛を調節する Monasterium Lab社』と題して、ドイツのMonasterium Lab社の研究チームが嗅覚受容体 "OR2AT4"がヒトの毛髪成長に深く関与している事を突き止め、その研究成果が学術誌 "Nature Communications" に発表されたという話題です。


嗅覚受容体 "OR2AT4"・・・それは今まで想像もしないような斬新な発想かもしれません。


2018年09月19日 ドイツにある前臨床試験や医薬品開発の受託サービスを提供する企業であるMonasterium Lab社より、ある重要なニュースリリースが発表され、世界中の脱毛症で苦しんでいる薄毛・若ハゲ諸兄たちを狂喜乱舞させたのです。

『参考資料』
Monasterium Lab社(Monasterium Laboratory GmbH:モナステリウム・ラボラトリー・ゲー・エム・べー・ハー) 公式webサイト
https://www.monasteriumlab.de/
Monasterium Lab社(Monasterium Laboratory GmbH:モナステリーム・ラボラトリー・ゲー・エム・べー・ハー) 公式webサイト 2018年09月

それはドイツにある前臨床試験や医薬品開発の受託サービスを提供する企業であるMonasterium Lab社の研究チームが嗅覚受容体 "OR2AT4"がヒトの毛髪成長に深く関与している事を突き止め、その研究成果が学術誌 "Nature Communications"(ネイチャー・コミュニュケーションズ) に発表されたという驚くべき内容だったのです。

『参考資料』
2018年09月19日 ニュースリリース(HTMLファイル)
https://www.monasteriumlab.de/news/
ニュースドイツ

Monasterium Lab社の研究チームは、2018年09月19日に、世界的なオープンアクセスジャーナルである"Nature Communications"(ネイチャー・コミュニュケーションズ) に『嗅覚受容体 "OR2AT4" はヒトの育毛を調節する』というタイトルで研究成果を発表する事を、ご報告致します。

Monasterium Lab社の研究チームのメンバーである英国 マンチェススター大学(The University of Manchester)のラルフ・ポアウス(Prof Ralf Paus)博士とドイツ・ルール大学ボーフム(Ruhr-Universität Bochum)のハンス・ハット(Prof Hanns Hatt,)博士らと共にヒトの毛包が特定の嗅覚受容体(Olfactory receptors)を発現する事を初めて明らかにしました。

この研究の重要な部分は、この嗅覚受容体が毛包器官培養で刺激されると、毛包は毛髪成長の維持に関与する最も重要な成長因子であるインスリン成長因子-1(IGF-1)を産生する事を発見したのです。

この毛包嗅覚受容体 "OR2AT4" を刺激するために使用されるリガンド(特定の受容体に特異的に結合する物質)は、天然サンダルウッドオイル(Natural sandalwood oil)の合成模倣物であるサンダロール®(Sandalore®)であり、これは皮膚および毛髪のケアならびに香水や爽やかな芳香剤に一般的に使用される成分なのです。

これらの研究成果は、Monasterium Lab社の科学者と、この研究のスポンサーであるイタリアの製薬会社であるGiuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ) と共有し嗅覚受容体 "OR2AT4" の活性化が脱毛症疾患治療のための有望な薬用化粧品または医薬品開発に有効であると結論付けたのです。

このエキサイティングな研究の直接的な結果として、2016年にGiuliani Pharma社は同社のヘアケア製品であるBioscalin®Signal Revolution(ビオスカリン®シグナル・レボリューション)に応用する事を決定しました。



それでは最初に今回の発表をしたMonasterium Lab社(Monasterium Laboratory
Skin & Hair Research Solutions GmbH:モナステリウム・ラボラトリー・スキン・アンド・ヘア・リサーチ・ソリューションズ・ゲー・エム・べー・ハー) についてです。                 
        Monasterium Lab社(Monasterium Laboratory GmbH:モナステリーム・ラボラトリー・ゲー・エム・べー・ハー)・ロゴ・マーク  

2015年に、ドイツの北西部の地方都市 ミュンスターにある多目的研究施設であるNano-Bioanalysis Center(ナノ生物分析センター)に開設されたのが、Monasterium Lab社なのです。

同社は最先端の皮膚と毛髪の前臨床および臨床サービスを提供しています。

顧客からの高い要求に答える為に新規の化合物/成分のスクリーニングからカスタム設計された概念実証研究やアクション・リサーチ、薬用化粧品や栄養補助食品の開発支援を専門としているのです。

『参考資料』
Nano-Bioanalysis Center(Nano-Bioanalytik-ZentrumMünster:ナノ生物分析センター) 公式webサイト
https://www.nanobioanalytikzentrum.de/en/home/ (英語版)
https://www.nanobioanalytikzentrum.de/de/startseite/ (ドイツ語版)
Nano-Bioanalysis Center(ナノ生物分析センター) 公式webサイト 2018年09月(英語版)

そして今回世界的な学術誌であるNature(ネイチャー)関連のオンライン・オープンアクセスジャーナルであるNature Communications (ネイチャー・コミュニュケーションズ)に以下の論文が掲載されたのです。

Nature Communications は、生物学、物理学、化学および地球科学のあらゆる領域における高品質な研究成果が掲載されており、世界的にも評価が高いオープンアクセスジャーナルなのです。

『参考資料』
2018年09月18日 論文(PDFファイル)
『Olfactory receptor OR2AT4 regulates human hair growth』
https://www.nature.com/articles/s41467-018-05973-0.pdf
論文

抽象

嗅覚受容体は、身体全体で異なる細胞型によって発現され、嗅覚以外の生理学的細胞機能を調節する。

特に、嗅覚受容体(Olfactory receptors) "OR2AT4" は、皮膚におけるケラチノサイトの増殖を刺激することが示されている。

ここでは、ヒト毛包の上皮、特に外根鞘がOR2AT4を発現し、天然サンダルウッドオイル(Natural sandalwood oil)の合成模倣物であるサンダロール®(Sandalore®)による特異的な OR2AT4 の刺激が、アポトーシスを減少させ、成長因子IGF-1を増殖させる。

対照的に、特定の "OR2AT4"アンタゴニストPhenirat(登録商標)と "OR2AT4" のサイレンシングとの共投与は、発毛を阻害する。

本発明者らの研究は、ヒト毛包は嗅覚受容体依存性の化学感受性に関与し、その成長を維持するためにOR2AT4媒介シグナル伝達を必要とし、嗅覚受容体が脱毛療法の標的として役立つことを示唆している。



前書き

嗅覚受容体(ORS)が長い臭いの感覚(嗅覚)の開発以前から進化的に古い化学感覚シグナル伝達系の一部である1、2、3、4、5、6、7。

OR発現は、鼻上皮に制限が、それはまた、いくつかの他のヒト組織中に存在していない8、9、10、11、12、13、14、15。

ORの非嗅覚的役割はまた、ヒト細胞生理学16、例えば霊長類10および17ならびに腸18のエンテロクロマフィン細胞においても記載されている。

興味深いことに、いくつかのオッズ比はまた、ヒト表皮で発現される19、20選択的活性化合成白檀着臭剤(SandaloreによってOR2AT4、を含む、®)再上皮エクスビボ、インビトロおよび創傷におけるヒト表皮ケラチノサイトの遊走および増殖を促進する20。

サンダロール®(Sandalore®)誘導CA2が+、この共適用Sandaloreの存在下で強力な競合OR2AT4アンタゴニストと等モル濃度であったときにシグナリングはOR2AT4トランスフェHana3A細胞でブロックすることができた®、Phenirat ® 20。癒しの髪の成長と傷の間の密接な接続を考えると21、22、23、24、我々は、このORも人間の髪の毛の成長に影響を与える可能性があるという仮説を立てました。

この仮説は、健康な器官培養ヒト頭皮毛包(HF)25における免疫組織学、qRT-PCR、ウェスタンブロット、マイクロアレイ、ホスホキナーゼアッセイ、および遺伝子サイレンシングによって研究された25。

本研究は、ヒトHFが特定のORすなわちOR2AT4を発現することを示している。

その特異的アゴニストであるサンダロール®(Sandalore®)によるこのORの活性化は、毛幹ケラチノサイトのアポトーシスを減少させ、外側根鞘(ORS)におけるIGF-1の産生を増加させることにより、生体外での維持維持を延長する。

サンダロール®(Sandalore®)によって媒介成長期延命効果がサンダロール®(Sandalore®)の同時投与によって確認されたように、OR2AT4依存している OR2AT4競合的アンタゴニスト、Pheniratで®、並びにヒトHFSでOR2AT4の特定のノックダウン。

まとめると、我々は、ヒトHFが化学感知に関与し、HF増殖を維持するためにOR2AT4の特異的活性化が必要であることを示す。


結果

ヒトHFはOR2AT4を発現する

免疫蛍光顕微鏡法、定量RT-PCRおよびウェスタンブロット分析は、毛周期の成長期VIステージにおいて、ヒト頭皮HFSを明らかにした26、27は転写産物およびタンパク質レベル(図でOR2AT4発現 1A、 2A-F )。

興味深いことに、OR2AT4タンパク質は、主に近位ORSのsuprabulbarケラチノサイト(図で表した 図1A、 2C)、毛母ケラチノサイトはまた、低レベルOR2AT4タンパク質を発現し(図 1A、 2Bインサイチュで)、両方の健康な頭皮に27(図 2A-C )と切断さ顕微解剖成長期のHFSにエクスビボ25、26(図 1A)。

注目すべきは、 "OR2AT4" 発現は、自発的、アポトーシス駆動HF退行(退行期)中にダウンレギュレートされた26、27(図 2D-G )。

したがって、ここで用いた一次抗体使用して20を、濾胞内 "OR2AT4" 式が定義された上皮HFコンパートメントに著しく制限され、毛周期に依存しています。



そして今回のニュースリリースにあるように Monasterium Lab社 の研究パートナーであるイタリアの製薬会社、Giuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ)が大きな鍵を握っているのです。

『参考資料』
Giuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ) 公式webサイト
https://giulianipharma.com/en/ (英語版)
https://giulianipharma.com/ (ドイツ語)
Giuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ) 公式webサイト 2018年09月(英語版)

それでは、Giuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ) についてです。

        Giuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ)・ロゴ・マーク 

1889年 当時ハンガリー帝国の一部であったオーストリア・トレント州の小さな町 アルコから歴史豊かな華やかな都、ミラノに移住した薬剤師で化学者であるジェルマーノ・ジュリアーニ(Dr. Germano Giuliani)が、ラザレットの貧民街の一角の一軒の古びた薬局を購入したときから、その栄光の歴史は始まりました。

彼が開発した胃腸薬であるアマロ・メディシン・ジュリアーニ(AMARO MEDICINALE GIULIANI)は、瞬く間に人々の評判を得て、その高い評価は王室にまで届くのです。

アマロ・メディシン・ジュリアーニ(AMARO MEDICINALE GIULIANI) 新聞広告

1937年には古びた薬局兼研究所は大規模な生産設備を備えた製薬会社に、大きく変貌を遂げるのです。


1991年には同社初のヘアケア用に開発されたサプリメント(栄養補助食品)であるBIOSCALIN®(ビオスカリン®)を発表、フリーラジカルに起因する酸化ストレスに作用し毛髪の健康と美しさを回復させる革新的な製品として高い評価を得たのです。

2003年には新たな特許を取得した活性物質製剤を配合したBIOSCALIN®WITHBIOGENINA®(ビオスカリン® ウィズ・ビオ・ゲニーナ®)を発表し、ブランドイメージを一気に向上させヨーロッパで最も売れているサプリメントに成長させたのです。

2009年 Bioscalin®の新製品であるCronoBiogenina®(クロノ・ビオ・ゲニーナ®)を投入しました。

革新的な分子P-FULVINE®は、還元酵素5αレダクターゼを阻害し小胞レベルでの微小炎症を軽減することによって毛包の機能を保護し脱毛予防し毛幹の直径を増大させるのです。


そして2017年 永年の脱毛症研究の集大成である Bioscalin®Signal Revolution(ビオスカリン・シグナル・レボリューション)を満を持して発表したのです。

世界初の特許を取得した分子SR が毛包レセプターを刺激するという革新的な技術で脱毛治療に革命を起こしたのです。

『参考資料』
Giuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ) Bioscalin®Signal Revolution(ビオスカリン・シグナル・レボリューション) 公式webサイト
https://bioscalin.it/prodotti/signal-revolution/
Giuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ) Bioscalin®Signal Revolution(ビオスカリン・シグナル・レボリューション) 公式webサイト 2018年09月(英語

Bioscalin® Signal Revolution (0分15秒)多言語字幕変換可


そして、このBioscalin®Signal RevolutionこそMonasterium Lab社との共同研究の末に完成させた嗅覚受容体 "OR2AT4"理論を結実させた製品だったのです。

Giuliani Pharma社(ジュリアーニ・ファーマ) Bioscalin®Signal Revolution(ビオスカリン・シグナル・レボリューション)

このように発表されたばかりの新しい研究成果が既にフィードバックされ製品化されている事は極めて異例の事なのです。

Bioscalin®Signal Revolution(ビオスカリン®シグナル・レボリューション)・・・それは実に革新的な製品なのです。






さぁ私を信じてついて来なさい!






【追記】

ここでもう一度、今回の研究成果のまとめです。

ヒトの毛包上皮に嗅覚受容体"OR2AT4"発現している事を発見したとしています。

そして嗅覚受容体"OR2AT4"が活性化する事で毛髪の成長に最も重要な成長因子であるインスリン成長因子-1(IGF-1)が放出されるのです。

活性化させる為の手段として天然サンダルウッドオイル(Natural sandalwood oil)の合成模倣物であるサンダロール®(Sandalore®)が有効であるとしています。

天然サンダルウッドオイルと言っても日本人には解りづらいですが、仏壇やお墓に、お供えする線香の原料である白檀(ビャクダン)系の合成物だと思ってください。

香水や芳香剤などにも使用される一般的な成分で毛包の角化細胞のアポトーシス(細胞死)を減少させ、インスリン成長因子-1(IGF-1)の放出を増大させるという事になるのです。

嗅覚受容体(Olfactory receptors)は、そもそも匂い分子と結合しやすい性質があるのは理解できますが、存在するのはヒトの鼻だけではなく、生体のありゆるパーツに存在するのです。



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『参考資料』
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